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Samurai Internet CEO インタビュー

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こんにちは!今回は、弊社Samurai Internetの代表をしている三上高博にインタビューをしました。
会社のこと、事業のこと、自分自身のキャリア、記事を読んでくださっている方へのメッセージをお聞きし、記事にしています!


Samurai Internetとは

2015年3月にスタートしたばかりの会社です。成長著しい東南アジアというマーケットが持つ魅力に引き寄せられ、創業することを決意しました。もともと日本でインターネット関連のビジネスに関わってきたので、それを機軸に事業を創造しようと考えました。

2016年6月現在、社員は私含めて5名。うち2名はマレーシア人、1名はインドネシア人と多国籍チームになっています。マレーシアでのビジネスを考えるにあたって、日本とは商習慣が異なる部分も多いため、ローカル社員の登用は非常に高い効用を得ています。また日本の学生の方もそうですが、マレーシアやその他の国の学生の方のインターンの受入を実施しており、今まで、インドネシアやカザフスタン、ブラジル、イエメンの学生が参加してくれています。

日本の学生の方は、早稲田・慶応・関西学院・立命館・拓殖大学に在学中、もしくは休学されて参加してくれています。

 

運営している事業

マレーシア国内向けの不動産ポータルサイトを運営しています。日本で言う、SUUMOやHOMESを想像して頂けると分かりやすいと思います。私達はその中でも新築の不動産に特化してインターネット上で情報発信をしています。なので、私達のサイトに広告を出稿してくれるのは、マレーシアの不動産ディベロッパーになります。対象ユーザーはローカル・マレーシアンの方が中心になります。サイト名は「NewPropertyList.my (http://newpropertylist.my)」です。

2015年10月にローンチしました。ローンチ後、半年間で取引社数は100社を超え、200以上の物件掲載数になります。これは、こちらで既に名前が売れている、いくつかの著名なポータルサイトの物件数を追い抜いていますので、かなり早い形で立ち上がれたと思っています。

マレーシアの不動産ディベロッパーが、インターネット広告に割いている予算は全体の20%前後に過ぎないので、これからもっと貢献できる領域が広がってくると予想しています。

 

僕のキャリア

新卒で入った会社は、ザ・ベンチャー企業でした。周囲の友人は、大手や公務員などを目指す傾向がまだまだ強かったですが、少しでも早く成長したいと願っていた私は、実力で勝負ができる土壌があるベンチャーへの就職を志望しました。そこで「ベンチャー」という要素と、「成長産業」という要素が嚙み合わさっていたコムスン、という介護会社に就職しました。カリスマ経営者のもと凄い勢いで成長を続け、オフィスも六本木ヒルズに引っ越すなど、成長スピードというものを体感することができました。自分の希望通り、非常に多種多様、かつ膨大な業務をアサインして頂けたので、社会人としての基礎代謝を短期間のうちに身に付けることが出来ました。また凄まじい勢いで成長していたので、ポジションが取りやすく、3年目にして管理職にまで上り詰めることができました。

そうこうしているうちに、あらゆる分野でインターネットがビジネスの既存パラダイムを変えていく現象を目の当たりにし、この分野の学びをつけることはマストだと考え始めるようになりました。そこで出会ったのが介護×ITという切り口で大きなビジョンを掲げていた株式会社エス・エム・エス(東証一部)。まだ3期目の会社で、社員数も当時は30人満たなかったですが、お世話になる決断をしました。きちっとした戦略と、それを遂行する強いオペレーションを持った会社で、会社は一気に躍進し、数年でマザーズ、東証二部、一部へと上り詰めました。

その後、エス・エム・エスを退社し、インターネット・マーケティング支援をする会社を作るのですが、初めてそこで「経営」に必要な資質や知見が欠如しているのを知ります。生活するのに必要な利益を作ることは出来ましたが、自分が描いていた未来とはかけ離れていたし、それが埋まるイメージも付かなかった。

そこで、エス・エム・エスの創業者(現:ReaPra Founder&CEO)である諸藤さんに相談しにいきました。そこで、自分のやりたいことが整理でき、なりたい姿をクリアにすることができました。そこで初めて東南アジアでの起業、という青写真が出来上がりました。私自身、日本国内でしか仕事の経験はなく、ましてや英語も大学受験勉強以来、という有様です。ただ視察で実際、東南アジアを訪れ、活気を感じたときに、この成長するマーケットで馬鹿みたいにチャレンジしてみたい、と本気で思うようになりました。日本でリサーチしてても手触り感が無さ過ぎて意味がない、と感じるようになり、移住する決意をしました。無謀だとは分かってはいましたが、何故か自信だけはありました。

 

次なるインターン生へ

恐らく、この記事をご覧になっている方は、海外でインターンを考えている学生の方だと思います。就職活動を控え、自分の武器を持つ、もしくは強くするための計画だと思います。

まず、将来的にグローバルな仕事をやりたい、と考えていると思いますので、やはり英語が気になっていると思います。その点について言うのであれば、語学留学より、海外インターンの方がとても合理的だと思います。特に、うちは日本人がマイノリティの会社なので、強制的に英語でのコミュニケーションになります。(かつ、私の少ない経験ではありますが、日本式のビジネス・アプローチも学べます。)

次に、意気込みについてですが、動機や志は小さくても大きくても良いと思います。大事なのは、周りがやっているから、とか、「海外インターン」を経験した方が有利だと思うから、とかいう相対的尺度でやろうとしないこと。きっちり一人称で考え、目的を持って来て欲しいと思います。


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