名前:平井健一
業種:総合金融業
役職:部長代理
趣味:ゴルフ
2008年入社、以来、大企業・中小企業宛てファイナンス法人営業に8年間従事しています。
入社2年目から趣味でTOEICの勉強をし始めるも、結局全く英語が話せない自分に苛立ち、日本の英会話学校GABAで話す為の英語勉強を開始しました。マニュアル通りの英会話だけでは話すことが出来ないと実感していた中、会社の育成プログラムに応募し、2016年5月よりマレーシアに在住しています。5カ月間の英会話学校を経て、2016年10月末よりサムライインターネットにビジネスインターンシップとしてお世話になっています。現在は一般的な会話レベルであり、ビジネス英語の習得に邁進中です。
インターンをしようと思った理由
・業界のグローバル化が進み、新入社員講師時、帰国子女や海外経験者割合が自身の想定時以上のスピードで増加しており、発言力・説得力を付ける為の経験の必要性を感じました。他者と同じように日々過ごしているようでは数年後に強みが無くなることへの恐怖を感じていました。また、役職が変わりこれまで営業で自分の成績ばかりを気にしてきたため、マネジメントという会社全体を考えて動く能力が無い点に気づき、Startup企業である当社でゼロから利益を確保し経営面を考えた思考回路を身につけるため、インターン参加を決意しました。
インターン期間・業務内容
・2カ月 2016年10月24日~12月23日
・営業改善とサポート、ローカルスタッフ等のマネジメント、ファイナンス管理一日の流れ
1日の流れ
・9:00~10:30 目標数字のチェック、提案資料の修正・改善、顧客の支払状況管理・指示、全体ミーティング
・10:30~15:00 営業随行
・15:00~17:00 往訪顧客宛て資料送付・Quotaion/Agreement他必要資料の作成・送付、当日の営業に関する不足点/改善点の打合せと提案資料修正
・17:00~18:30 翌日以降の顧客宛て個別資料作成対応、支払状況進捗確認/翌日の動き方指示
心がけていること
・何よりもお世話になっている方々への貢献を第一に考える
・目標を短期的・中長期的に設定し、常に意識しながら行動する
・作業効率を上げる為に無駄な動きや非効率な業務を改善する
・極力ローカルスタッフとの交流を図る
・ビジネスイングリッシュの習得と応用
インターンを通じて得たもの
・ローカルスタッフのマネジメントの難しさ
日本人とは違い、個性は強いが打たれ弱く、指導の仕方をよく考えなければ、英語を使う点からもストレートに受け止められがちで最初は非常に難しかったです。全体の8割伝えれば10理解してくれる日本人学生に対し、ローカルスタッフは10まで詳細に伝えなければなかなかコミュニケーションが取れず、そのもどかしさに慣れるまで時間がかかりました。最終的には彼らとのコミュニケーションによる信頼や関係構築不足が大きな原因の一つであり、自分の力不足を大きく痛感しました。
・日本とマレーシアでの営業の違い
営業面では、日本に比べて言葉の壁はあるものの、比較的相手の反応がストレートで分かりやすく、日本での営業よりもやりやすいと感じました。不満な部分をハッキリと指摘してくれる点や、新規先且つ当社のネームバリューが無い中でもフレンドリーに話を聞いてくれる姿勢は日本との大きな違いであったように思います。これまでは会社のネームバリューが自身の営業のバックグラウンドとして大きな存在であり、顧客との信頼関係も比較的簡単に出来ていましたが、当社の1もしくは0からスタートし、商品性や付加価値力による差別化で顧客ニーズを掴んでいく営業スタイルには数多くの貴重な経験をさせて頂いたのと同時に、自身の今までの営業が如何に自身の力だけでは無かったかを痛感しました。
・経営視点の醸成
常に経営者である三上さんと意見交換を行い、三上さんの経営者としての考え方を横で聞くことが出来たのはこれ以上ない貴重な経験でした。本来就職してから経営者と直接意見交換をすることはめったにありません。自身の経営側に立った視点が醸成されたことは何よりの財産であり、今後の社会人としてのスキルアップに繋がるものでした。
現在の活動
KL市内の大学で引続き英語習得に注力。2017年4月(来期)以降については会社の指示次第ですが、マレーシア支店で働く、もしくは他国で働く可能性は十分にあります。日本国内に戻り、国際関連部署や企画部等で新規事業開発を担う可能性もある為、引続き日本では経験出来ないことを中心に積極的に取組中。
マレーシア生活でのアドバイス
私は社会人且つ金融機関という一番お堅い業界の中で9年やってきた人間であり、the日本人の考え方になっていたので、マレーシアの文化や生活、ローカルの方とのスピードの違いに衝撃の連続で苦労しました。ここに来て思ったことは、学生の時に来ておけばという後悔です。学生としてここでインターンを経験している人たちを非常に羨ましいと感じます。必ず何を習得したいのか明確な目的を持ってインターンシップに挑むことが非常に大事であり、そういう方には必ず三上さん達がフォロー並びにヒントを与えてくれます。インターンシップという場を生かすも殺すも自分のマインド次第ですので、必ず何か掴んで帰るという信念だけは忘れずに挑んで頂ければ幸いです。
経営者である三上さんやDirectorの嵩原さんと一緒にお仕事ができることも非常に素晴らしい経験となります。彼らが日々何を考え、どう行動しているのかをそばで見ることのできる数少ない場ですので、積極的にコミュニケーションを取ってみてください。
メッセージ
ここでの経験は全てが貴重なものであり、自分の不甲斐無さや能力の低さ等、痛感することは山ほど出てくると思います。それを経験出来ることは社会人になる上で非常に重要であり、何年後かにご自身が社会人として新しいことに挑戦する時、必ずここでの経験が活きてきます。インターンシップ終了時に、今と比べて大きく成長できることを願っております。